サンノゼは日本で言うとつくばみたいな感じのところで、綺麗に整備された道にIT関係の会社が集まっているが、何しろ人っ子ひとりいない街である。
ぱっと見クルマが走っていなければゴーストタウンなのではないかと思ってしまうほど。
でも店や会社の中へ行くと人が沢山いるわけで。
買い物をしに行ったショッピングセンターに行くとまああんたらどこにいたの?ってくらい人が沢山いた。
ここはまあ、ららぽーととか好きな人には楽しめるかも。
サンノゼもサンフランシスコもそうなのだが、このあたりはアジア人がとても多い。
3割近くがアジア人らしいのだがもっと多いのではないかと感じた。
中でも中国人は多い!パワーが違いすぎる。日本人は本当に見ませんでしたねえ。やっぱ根付き方が違うのかな。
あとインド人もいました。さすがシリコンバレー。
てなわけで、一瞬ここはシンガポールか?という錯覚を何度も受けてしまいました。ここって本当にアメリカ?と。
それがアメリカの強さなんでしょうが。
ただ、レストランとかに行くと、100%白人とかになったりするのもまたアメリカの面白いところ、というか格差社会ですかね。
一方、ダウンタウンへ行くと、歴史ある(ように見える)市庁舎や教会があり、広い公園があったりして、ここはヨーロッパの旧市街なのかな?と感じさせるところがあったりする。
ただ何といってもそう思わせるのは市電(LRT)が走っていることですかね。
サンノゼはVTAという交通網がバスと電車を運営していて、実は電車の停留所に近いところであればクルマなしでも行ける街である。
ま、そこまでカバーし切れてないのが現状ですが。
ダウンタウンをゆっくりと走る電車を見るとアメリカっぽくないなと感じてしまう。
ちなみに車両は日本製のはず。
本数は少なく、支線になると日中は30分ごとになってしまったりする。
乗客も多くない(写真は朝)。せいぜい席が埋まるくらい。
特に危険な感じはしないけど、やっぱりクルマ使わないのはそれなりの理由があるわけで、ちと気構えてしまう。
でも郊外に出ると道路の真ん中の専用軌道をかなりのスピードで走るので、なかなか快適である。
ホテルで呼んだタクシーにメーターがあるのかないのか、カードが使えるのか使えないのかびくびくするよりはよほど健全である。
ここにも中国語が…。
てなわけで、サンノゼは何もない街と言われているが、よく見てみるといろいろ変化があってそれなりに面白かった。