昨日中央東線の115系を追っかけたばかりだが今日もお出かけです。
この夏休みの臨時列車に、115系利用の注目列車が2つあった。
一つは「ホリデー快速鎌倉号」。これは春と秋は常連であるが夏は珍しいのではないかと思う。横須賀線を走る唯一のスカ色電車であるが、湘南新宿ラインの開業により春と秋の運転日も激減している上に土休日しか走らないので子持ち父親的には家族を放置して出かけるわけにはいかないのでなかなか狙えなかったのでこの夏休みも土日のみだが何とか乗れないかなと思っていた。
もう一つは「むさしの奥多摩号」。これは大宮から奥多摩まで直通する電車であるが、湘南色の115系が使われる。湘南色の115系が使われるのは5年ぶりらしいが、115系が余命幾ばくもない今、これが最後かもしれないし、普段はロングシートしか走らない青梅線にクロスシートに座って出かけるのも面白そう。
お盆休みとはいえ土日は娘の習い事などもあり、今回はどちらかしか選べないので、今回は「むさしの奥多摩号」に乗ることにして「ホリデー快速鎌倉号」は次の機会にした。
結果的には昨日「ホリデー快速鎌倉号」に使われるM40編成にも遭遇できたので良かったのではないかと思う。
前置きが長くなったが、むさしの奥多摩号の始発駅は大宮であるが、発車時刻は7:01…これまた早い。立川から乗ればいいかと思ったがやっぱり始発から乗りたかったのと、2か所の連絡線に乗るのも面白いので早起きして大宮へ向かう。
2日連続の5時半出発です。我ながらこういうときだけはちゃんと起きるのよね…。
8月18日（土）。今日はあいにくの雨の予報だが今のところ降ってはいなさそうだ。発車5分前になり、3番線に115系が入線。高崎車両センター所属の湘南色4両である。やっぱり国鉄色はいいね。
実はこのむさしの奥多摩号、運転日が数日しかないのに115系の故障で2度も運休になっており、大丈夫か？と思っていたのだが今のところはちゃんと動いてくれそうだ。
方向幕は味気ない「臨時」であるが、サボがさされているのがマニア的には面白い。
定刻通り出発。乗車率は半分くらいといったところ。この区間は定期列車の「むさしの号」も走っているので臨時運転を聞きつけた用務客もそこそこいた。
さいたま新都心を過ぎると、貨物線に入り武蔵野線への連絡線に入るが、ほとんどトンネルなのであまり面白くはない。武蔵野線に入ると撮り鉄さんが結構いた。
そして再びトンネルの中で分岐し、中央線への連絡線に入る。トンネルを抜けると国立駅。トンネルばかりなので景色はつまらないけど、こういう普段のルートを走らない電車は面白いね。
しかし鉄道は武蔵野線を早くから整備して正解だなぁとつくづく思う。一体外環はいつできるんだよー。
立川駅を過ぎ青梅線に入る。乗車率は半分強のままとそれほど混んでいなかった。見送っていた人も結構いたのだが、五日市線に行くのか見慣れない115系を見送っただけなのか。ルートとしても面白いので沢山の人に使われればと思う。
青梅を過ぎると山間の雰囲気。ここは103系や201系で来たことはあるが、やっぱりボックス席だと景色が違うね。むかし201系を改造しボックス席を配置した四季彩が走っていたが、また走らせないのかな。
御嶽駅に到着。意外にハイカーはここで降りる客が多く、車内はガラガラになりヲタ電車の様相（笑）ハイカーは御嶽の方が便利なのかな。
今日はあいにくの天気だが、今のところは雨も降らず、気温も高くなくて雨さえ降らなければこちらの方が山歩きには都合が良いのかもしれない。それにしても、良い景色だ。心が洗われるね。
定刻8:56、無事奥多摩駅へ到着。約2時間、乗りがいのある列車であった。奥多摩駅のホームは大きくカーブしているのでその特徴ある停車シーンを撮影。
山小屋風の奥多摩駅。前回来たのはいつだろう。少し歩けば立ち寄り湯もあるらしく食指が動くが、今日の門限（笑）は13時！なのでトイレ休憩だけして9:21発の青梅行に乗り帰途へ着く。
だがその前に寄り道ということで古里駅で下車。ここでは先ほどのむさしの奥多摩号で使われた115系の回送電車が2時間ほど停留するのである。
こんな撮影タイムはないと古里駅は撮り鉄達で大賑わい。自分も端から端まで撮りまくりました（苦笑）
撮っているうちに晴れてきた。晴れてくると暑い！晴れ男もつらいわ…（笑）
30分ちょっとの時間は過ぎ、10:03発の青梅行に乗車し、フリータイムはおしまい。帰りは交通費節約のため青梅特快から、中野で東西線に乗り、大手町から定期券で帰った。
途中三鷹あたりで大雨になったが、自宅付近は既に雨はやんでいた。さすが晴れ男。家には13時少し前に到着。娘のピアノ送迎に間に合った（苦笑）
楽しい半日でしたが、これでお盆休みもあと土日を残すのみ。あっという間だったなぁ…。
あちこち出かけられたが、山の景色は楽しかったな。自分も山に魅かれる年になったのかしら。今度はどこか山にでも行こうかな。
