函館2日目。
昼には出発してしまうのであまり時間はないのだが、そんな中で是非行きたいところがあったので、朝食を早めに済ませて娘と2人でホテルを出発(嫁と息子はホテルでお留守番)。
歩いて行っても良かったのだが、中途半端な距離なので魚市場通電停から市電に乗る。
2つ先の末広町電停で降り、近くの日和坂を登る。
娘は元気いっぱいで駆けのぼる。若いね。そして、今日は朝から天気が良い。というか良すぎて暑すぎ!天気が良いのは有り難いがこれじゃ東京と変わらんぞ。
10分ほど歩くと目的地の「旧函館区公会堂」に到着。
この公会堂は元町の中でも有名な建築物で、もちろん自分は昼も夜も来たことがある。が、なぜここに来たかったかというと…
「ハイカラ衣装館」である。
ここはわずか1000円で衣装を借りることが出来き、古き良き時代へタイムスリップした写真を撮ったりすることができる。
もっとも今回は自分が衣装を着るのではなく勿論娘に着させたかったのである(親ばか…)
それに自分にとってもただ単に見学するのとはまた別の見方もできるだろうから楽しみだ。
開館と同時に来たのに大盛況。
娘より少し上の子どもと、おばさん?おねえさん?(苦笑)の利用が多いようである。衣装の数は豊富で、サイズも幅広く、そしてもちろん子ども用もある。
男性用ももちろんあるのだが、ズボンの上に燕尾服を着るようなタイプなので夏場はちょっと厳しいかな。
娘は最近のお気に入りの水色のドレスをチョイス。そしてヘアメイクへ。
ここで嬉しいのは5分1000円でヘアメイクもしてくれるのである。なかなかの本格派。娘はスタジオアリスでドレスアップは慣れているのであれこれ美容師さんに注文。すみません…。
さて、撮影ポイントで撮影といきましょう。
港を一望できるベランダを正面に一枚。うん、かわいいね!
大広間にて。気分は舞踏会?
ポーズは自分は一切指示していないのに、ちゃんと決めてくれるのはさすが女の子である。自分はもちろん母親である嫁も大して教えていないのに、ちゃんと女の子ぽく成長するのは不思議なもんだ。
優雅に階段を降りましょう。
これ以外にもたくさん撮ったのだが、ブログには親ばかパワー炸裂になってしまうのでこのくらいにしましょうか。
20分の持ち時間で大体館内を周りながら写真を撮り、満足です。
やっぱ女の子とこういうところを観光できるのは楽しいね。
ということでホテルへ帰ります。
公会堂下の元町公園からレクサ元町というバスに乗ればホテルまで一本なのだが、時間が合わなかったので帰りも市電で帰る。
公会堂や元町公園を望みながら坂を下るが、暑い…。
さすが晴れ男(自分)と晴れ女(娘)のペアだけある。
「箱館ハイカラ号」は写真は撮れたものの乗り遅れ、普通の市電で再び魚市場通へ。
ポーズを決めてくれたご褒美にレモンジュースをコンビニで買ってホテルへ戻った。ちょうど1時間半くらい。午前中の子連れ観光コースとしては上出来ではないかと思う。
さて、そろそろ函館出発の時間です。
短い時間であったが、やはり函館の街歩きは楽しい。ただ、今回も主要どころしか行っていなくて、まだまだ未訪エリアは数多い。ガイドブックでは味わえない名著、辻仁成の「函館物語」を今回も持ってきていて、早朝の大森浜くらいは散策しようと思ったのだがそれもかなわず(ちなみに辻仁成は嫌いなのだが、この本だけは例外で、大学生の頃買いました)。
次回の宿題としよう(次回はいつだ?)