たまの日記

最近はもっぱら弾丸旅行ばかりです。

北海道家族旅行記(4):ラビスタ函館ベイ

函館で宿泊したホテルはこちら。

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ラビスタ函館ベイである。

2008年にオープン以来、函館エリアでは突出した人気を誇っており、その人気の高さは市内ホテルのみならず湯の川温泉にまで影響を及ぼしているという。

確かにネットの情報を見る限り、その質の高さは泊まってみたい!と思うに十分なホテルであり、今回10年ぶりの函館滞在とともに楽しみにしていたのがこのホテルの滞在であった。

ラビスタ函館ベイはベイエリア地区の中心部にあり、赤レンガ倉庫群はすぐ隣、元町エリアも徒歩で散策可能と非常に観光の便が良いところに位置しており、そもそも立地からしてポイントが高い。

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ライトアップされた入口ではあるが、人気のあるホテルにしては入口は少しこじんまりとしており、車寄せも小さいのがちょっと意外であったが、レンガ模様の外壁は周囲と調和しホテルのテーマである大正ロマンを感じさせる。

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ロビーは広々としており、開放感がありながら落ち着いた造り。フリースペースとなっているので自由に過ごせるのがポイントが高い。

到着が遅かったのでチェックインの混雑はなかったが、荷物はセルフサービスというのは、元々がビジネスホテルチェーンのホテルだからだろうか。まあ別にそこにこだわりはないので問題なし。

指定された部屋は9階と比較的高層のフロアであった。

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このホテルは大きく函館港側と函館山側に部屋が分かれるのだが、客室の大半を占めるツインルームは眺望指定が出来ない。
一番人気のデラックスツインは人気のある函館山側にしか部屋がないので、眺望を優先するならこの部屋が良いようだ。
なお、同じく部屋タイプとしては人気の高い和洋室は逆に全て函館港側なので要注意である。最初、子連れなら和室がいいかなと思って和洋室を取ったのだが、その情報を知って慌てて取り直し、今回はデラックスツインの宿泊である。

デラックスツインは33.6平方メートルとそこそこ広い。ドアを開けると廊下に洗面台、隣にはバストイレが別々に配置されている。

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洗面台は広々としていて使いやすい。バストイレは別々で、かつバスは洗い場付き(ツインはシャワーしかない)と、自分が子連れ旅行で最も重視する設備が完備されていたのは好ましかったが、実際はこのバスはとてもすべりやすく、息子は何と3回も滑って転んでしまった。ごめんね…。
しかもこの慌てている状態でカランを回そうとしたらこれも滑りやすくてなかなか回らない…。
この手の洗い場付きバスは単に洗い場付きにしただけで変にホテル仕様で使い勝手が悪いんだよね。どうせなら見た目などどうでもいいので家庭用の設備をつけてもらったほうがこちらとしてはいいのだけど。

さて、扉を開けるとベッドです。

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ベッドとソファの部分が一段高くなっていて、手前で靴を脱いで過ごすタイプになっている。これは非常に日本人には過ごしやすい。特に子どもたちがベッドから転落しても段差が低いので何の心配もいらないのが良い。

欲を言えばこのベッドとの間にチャイルドゲートみたいなドアがあれば、息子が外に出ることもなく完璧だったんだけど…。

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反対側から見たところ。早速息子が駆けまわってますが…。
ベッドはこのホテルオリジナルの和ベッドとのことであるが、あんまり寝心地は良くなかったかなぁ。

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ソファ部分。テーブルとかも低いので小さい子連れでも全然問題なし。この設備なら和洋室を選ばなくても全く問題ないような気がした。

が、息子はテレビに興味津々。余計な事をしないでくれ…。

また窓側のテーブルは掘りごたつのように足が伸ばせ、ここにはインターネットの口もあるので子どもたちが寝た後はここで景色を見ながらゆっくり過ごすことができる。
いやぁ、実によくできてますよこの部屋は。

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そして部屋の窓からは左右に広がる函館山を望み、眼下には赤レンガ倉庫、山麓には教会などの建物が並び、右を見るとベイエリアの港と、まさに函館観光のハイライトを全て見ることができる。
特に臥牛山の別名に相応しく、どっしりと広がる函館山の存在感はどうだろう。見ていて飽きない。
多少高くてもこの眺望を確約する価値は十分にあると思う。

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結局試せなかったのだが、ここのコーヒーは豆から挽く本格派。

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この籠は、後ほど行く13階の温泉用。
温泉に行く際にタオルを持って行けというホテルは多いが、じゃあ着替えの服を含めてどうやって持っていけばいいのよ、という問いに回答を持つホテルはほとんどない。そんな中このホテルはちゃんと籠を用意している上に、部屋着のほかに温泉に来て良い館内着もちゃんと用意しているのがものすごくポイントが高い。
館内着がまるで囚人服のようにセンスがないのがマイナスではあるが、こういう旅行者のちょっとした要求にちゃんと応えているこのホテルはかなりクオリティが高いと感じた。

さてこのホテルは源泉かけ流しの温泉が完備されている。函館市内で温泉付というのは実は今まで少なく、そういう点でもポイントが高い。

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温泉は鉄分を含んだ茶色系で、透明な湯の川温泉ではなく谷地頭温泉に似た感じ。
すっかりライトアップも落ちてしまったがここから部屋で見たのと同じ函館山を一望できるので、あいにく函館港側になってしまった人もここへ来れば景色を楽しめるのは粋な計らいだと思う。

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涼み処そらという休憩所があり、一休みできるのだが、何とアイスキャンディーのサービス付き。これも実に嬉しいサービスである。
小さなキャンディーなので原価は大したことはないだろうが、これで満足度を相当上げるのであればしてやったりである。
ホントここは客を喜ばせるポイントが分かっていると思う。

というわけでここまででとても満足度は高いのであるが、このホテルの真骨頂は翌朝にある。なので早く寝ましょう。Zzz…。

 

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おはようございます。時刻は6時過ぎ。今日も良い天気になりそうです。
函館山の青々とした緑が心地よい。

まだ6時過ぎではあるが、この後の予定も詰まっているので眠そうな嫁や子どもたちをたたき起し、2階へ。

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2階の「北の番屋」へ。
ここの朝食バイキングはトリップアドバイザーの「日本一朝食が美味しいホテル」で2年連続1位だそうだ。
トリップアドバイザーはそんなに影響力のあるランキングだったっけ?って気がするが、ネット上で検索しても評価は素晴らしいの一言であり、楽しみである。

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特に8時台は混むということで早く来た甲斐があり、それほど混んでないうちに席を確保できたが、7時過ぎにはもう行列が。さすが人気だね。

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このバイキングのポイントは何と言っても和食の種類の多さにある。
まず目に行くのは焼き物系。鮭にイカ、トウモロコシにピーマンと目の前で焼いてくれるのは実に新鮮。煮物系も充実。
しかしなんといっても一番人気なのは勝手丼函館朝市で有名な海鮮丼をここでは好きな具を好きなだけ盛ることができるのである。いくらにイカ、甘エビにマグロと種類もそこそこ豊富。特にいくら盛り放題は最高。
こんな大盤振る舞いをすれば人気が出ない訳ないよね。

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そんなわけで今回の三者三様は皆和食。娘は勝手丼をおかわりまでして満足してもらえたようだ。
ちなみに和食以外の洋食系も充実しており、息子はパンを食べていた。
自分もおかわりは洋食にしようと思っていたのだが、勝手丼をよそいすぎておかわりは断念…orz
最近歳をとったのかなかなかいっぱい食べられないのが残念無念。

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そんな訳で別腹のデザートを堪能(笑)これでも確か1種類取りきれてないのだからすごいよね。

もっとも味は海鮮丼を含めて無茶苦茶美味しいというのはなかったように思うが、いやはや素晴らしかったです。満足な朝食でした。

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赤レンガ倉庫の店も開き、日も高くなるともうすぐ11時のチェックアウトである。
この手のホテルで11時チェックアウトというのは珍しいような気がするが、12時まで居させてくれてもいいように思う。

函館駅前まで無料の乗り合いタクシーが走っているので、11:40発を予約し、出発まで隣の函館ベイ美食倶楽部にある足湯で一息。

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今回朝風呂ができなかったので、足だけでもとゆったりつかるが、ビビリーな息子は断固拒否。もったいないなぁ。

ということで、全体的に見て非常に満足度の高い滞在で、函館宿泊で独り勝ち状態なのも納得という感じである。
突出する良さというのはないのだが、細かいところにまで非常に気が配られていて、非の打ちどころがない。
既存のホテルでこれに勝つためにはよほどホスピタリティを上げるか、値段を下げるくらいしかないだろうから函館のホテルは大変だと思う。

ただ満足度のほとんどは設備にあるのがやはりビジネスホテル上がりのリゾートホテルというところで、設備はいずれ陳腐化していくわけなので、そのときでもこのホテルがトップを走っているのかどうかは興味深いところである。

なお強いて言えば、チェックアウトが11時までなのは慌しすぎ、午前中観光をしてからチェックアウトができるようにせめて12時チェックアウトにしてほしいところ。

あと意外に思ったところは、立地が良いように見えて実はどこへ行くにも歩かないといけないので結構不便だったこと。函館は市電があるので一日乗車券を買えばふらっと乗るのだが、ベイエリアを起点にすると市電に乗るほど距離がなかったりするので少しがんばって歩けば…となりかえって疲れてしまう。
ホテルもそこは承知のようで、上述の函館駅への乗り合いタクシーのほか、函館山への乗り合いタクシーなども走らせているのだが、出来れば気軽に乗れる公共交通機関がほしい。

ラビスタ函館ベイの目の前を通るレクサ元町というバスが補完になればいいのだが、日中しか走っていないので今回は時間が合わず一度も使わなかったのでもう少し改善できないものかしらね。

 

と、いろいろ書いたが、十分満足な滞在であった。
ヒコーキに予定どおり乗れればもっとゆっくり滞在できたんだけどなぁ…(泣)