4月21日は結婚記念日。
そして2012年は結婚10周年!
いろいろありましたが、まずは目出たい。
ということで、この4月21日は土曜ということもあり、お出かけすることにした。
嫁は9年前に行った下賀茂温泉の南楽へ行きたいようだったが、何気に伊豆半島の南は結構遠い。
クルマで行く気はちょっと起きず、なので代替プランとしてヒルトン小田原へ行くことにした。
何故ヒルトン小田原かというといつも通りHPCJ割引の呪縛(笑)によるところが大きいのだが、ここは近場リゾートとして人気の場所でもあるので、そうでなくても前々から行きたい場所であり、楽しみである。
当然、娘の期待も高いわけだが、今日は結婚記念日だからね。わかってる?
旅行当日。
今日は午前が保育園の保護者会、午後はピアノがあるので遅めの出発である。
ピアノを終え、急いで支度をして14時半に出発。
首都高はどこも混んでなかったので、市川ICでUターンして7号線に乗る…が、何としたことか神田橋で事故発生…orz
錦糸町の料金所を過ぎたあたりから事故渋滞にはまる。
ところが事故渋滞なので全然進まない。うーん、こんなんだったら湾岸線で迂回すればよかった…。
結局40分以上渋滞にはまり、何とか江戸橋で都心環状線外回りへ迂回。
こちらもところどころ渋滞していたが、自然渋滞だったのでそれほどではなく、谷町JCTで3号線へ。
以降は渋滞もなく、快調に飛ばすが、予定より30分以上遅れてしまった。。
16時半前に海老名SAへ。
前々から嫁が行きたい行きたいと言っていた海老名だが、思ったよりも普通のSAで拍子抜けだった様子。
でもお団子に釘付けになった娘を初め、女子達はおやつを沢山食べて満足だったようだ(苦笑)
30分ほど休憩をして、再び出発。
早川を過ぎると、海が一望できるが、この前の忘年会のときと同じようにどうしても地震があったらどうしよう…と思ってしまうねぇ。
根府川駅前を通り過ぎ、急坂を上っていくと、突然大規模な建物群が現れ、無事ヒルトン小田原へ到着。
今日は土曜だが、GW前だからかそれほど人は多くなく、ロビーは閑散としていた。
というか、ご存知の通りこのヒルトン小田原はスパウザ小田原という雇用保険を原資とした保養施設が前身であるわけだが、改めてまあとんでもない場所にとんでもなく金かけたものを作ったものだ、と感じる。
まあそのおかげでヒルトンとして泊めさせてもらっているわけであるが。
HHonors会員デスクで座ってチェックイン。
無料会員でも案内されるベネフィットであるが、チェックインが混むことはそれほどないからかほとんど案内される機会がなく、国内でここに案内されたのは初めてかも。なかなかサービスが良い。
我が物顔で座る娘とチェックインする。
さて今日はこの本館棟の部屋ではないので、この電動カートで移動である。
短い距離なのだが、なかなか楽しい。
だいぶ日が暮れてしまったが、今回宿泊するコテージに到着。
ヒルトン小田原にはコテージが10室ある。
特筆すべきはその広さで、なんと95平方メートルと我が家よりも相当広い(ある意味泣)コテージということで騒いでも気にならないし、楽しみである。
とはいえ、着いてから気づいたのだが2部屋で1棟のようだ。なので、大きく騒いではいけませんね。
部屋は1階と地下1階の2階建て。マンション育ちには非常に新鮮だ。
玄関は普通の1戸建てみたい。
1階はリビングルーム。天井が高くて、山小屋にいるみたい。
広いソファーがあり、ここでのんびり過ごすのも楽しそう。
端っこには長テーブルとミニキッチンがあるのだが、流し台だけで自炊できるものはなし。もしかしたらスパウザ小田原時代はできたのだろうか。
ま、ホテルなので自炊されたら困るのだろうけど、電子レンジくらいあると離乳食を温めたりできて便利なんだけどな。
普通の客室に比べると平屋なだけあって海を一望、という感じではないのだが、それでも北の方角を見ると小田原市街の夜景が望めて綺麗であった。
明日は晴れていれば朝日が拝めそうであったが、残念ながら明日の予想は曇りのち雨…。
最近、旅行の天気に恵まれないのは誰のせい??
お風呂は洗い場付きで、ヒノキ風呂で快適そう。ただし、温泉ではない。
これが温泉だったらいちいちバーデ棟まで移動しなくても良かったのだが。
洗面所はダブルシンクではないものの広々。そしてトイレはまるっきり自宅っぽいですね。
さて階段を下りて地下1階へ行きましょう。
家の中の階段、そして下るというのがとても新鮮である。
まずは和室。ここにもTVがある。子連れはここで放し飼いにもでき大変便利。
布団もあるのでここで寝ることもできる。
そして寝室。十分な広さがあり、快適。
ここの部屋にはインターネットが使える机があるのだが、寝る場所でしかも有線、さらに有料(1200円)というのがネット利用者的にはちょっとマイナス。
せめて無線にしてくれればいいのに…ということで持参したPCをAPにして無線利用してました。
そんなわけで、さすが95平方メートルもあるだけに広々としていて、ホテルでありながら別荘に滞在したかのような宿泊となり、嫁も娘も大変満足であったようで何よりである。
ひとつだけ課題があるとすれば、やはり本館棟やバーデ棟への移動が面倒だというのがある。歩いても数分なのであるが、やはりくつろいでいるのに移動するのはちと面倒。
今はちょうどいい季節だけど、夏や冬はさらに面倒かも。
あと、面倒なのは温泉に行くのにそれなりの格好をしなければならないこと。
本館棟宿泊客は連絡通路経由で浴衣利用OKなのだが、コテージ利用者はレストラン前を通らないといけないので浴衣利用ができない。せめてラフな格好で移動できればなぁ。
と、いう辛口コメントはあるものの、楽しい滞在でした。
でも、マンション育ちとしては階段は結構めんどいね。毎日上り下りしてたらイヤになっちゃいそう。一戸建て育ちの嫁に軟弱者!と言われそうだけど…。
さて、日も暮れまして、夕食の時間です。
ここヒルトン小田原は周りに何もないので、小田原あたりまで出るか、ホテルのレストランで食事くらいしかない。
今回結婚10周年ということで、一人6000円とえらく足元を見た料金なのだがディナーブッフェでも食べようかと思っていた(HPCJで2割引きになるし)のだが、嫁が見つけてきたここにした。
塔ノ沢にある鯛ごはん屋、瓔珞である。
ホーム | 箱根のお食事 鯛ごはん懐石の瓔珞(ようらく)和食、日本料理、懐石料理
ここは小学生以下は入れない敷居の高い鯛ごはん屋なのだが、持ち帰りの弁当を販売している。なのでここの弁当を部屋で食べよう、ということで、前の日に予約の上、往路に寄り道して入手しておいた。
ということで…
じゃん。これが今日の夕食です。
娘用のスタンダードな鯛ごはん(1000円)。
たっぷり詰まった鯛とごはんが絶妙な味わいで、美味しかった。
親用の最高級、玉手箱 上(2500円)。
最高級だけあって、鯛ごはんだけでなくすき焼きや押し寿司などいろんなおかずが入っていて、1個1個が丁寧に作られていて美味しい。
さすが2500円だけあり、結婚記念日にふさわしい。満足であった。
ちなみに、息子の離乳食です。ちょっと鯛を混ぜてみました(苦笑)
ブッフェで慌しくすることもなく、和室で落ち着いて食べる記念日もまたよかったです。
そんなわけで、バーデ棟へ交代で温泉に入り、結婚記念日の夜は更けていきました。
(つづく)