の続き。
空港からタクシーで離島桟橋に向かう。
10時半の高速船に間に合い、これから今回の目的地竹富島へ渡る。
竹富島まではわずか6キロで、10分で到着する。
船にしては速いなあと思っていたのだが、果たして港を出ると猛スピードで突っ走る突っ走る! これはなかなかすごい。っていうかちょっと怖かった…。
港に待機していたバスに乗り込み、まずは水牛車観光を楽しむことに。
今日の水牛大ちゃんは11歳の働き盛り。 じいさんの「そら行くぞ」の声を聞くと、もそもそと動き出す。 そののんびりした感じがとてもいい。
経路は全て大ちゃん任せ。でもしっかり道は覚えているし、決して広くないサンゴの石垣に囲まれた道もぶつかることなく曲がっていく。さすが。
残念ながら台風13号の影響でかなり草木が倒れてしまい、ちょっと痛々しい中水牛車はゆっくり進んでいく。 その速度は時速2キロ。日帰りで慌しく来た先ほどまでとは全くの別世界だ。
赤瓦の沖縄民家と真っ白な道。あたりはとても静かで、水牛車が動く音しか聞こえてこない…これぞ沖縄の原風景だ。
締めくくりはじいさんの三線演奏。 三線の美しい音色とじいさんの歌声は素晴らしかった。
大ちゃん、お疲れ様!
ここからはレンタサイクルで出発。 今日の天気予報は曇り時々雨だったのだが、実際はかなり晴れていて、時折通り雨が降る程度。逆に雲が多くて日差しが多くなかったのが良かった。
でも暑かった…。20度そこそこの東京から来た身には10月の八重山はキツイです…。
なごみの塔から見下ろす、昔ながらの建物が並ぶ集落群。 なんて見事なんだろう。
西桟橋から遠くに西表島を見通す。 海の透明さにはびっくり。これが本当の海なのか。。。
まだまだ泳げるコンドイビーチ。水がキレイ!!
太陽が顔を出すと一面エメラルドグリーンの海に変化。美しい…。
星砂で有名なカイジ浜。
それにしても本当に透き通った見事な海だ…。
白き砂の一本道は「僕の夏休み」の世界…。
そばで有名な「竹の子」という店での八重山そば(500円)の昼食。 隠し味のピィヤーシ(胡椒の一種)がまた絶品で、そばの味わいを見事に引き立ててくれる。調味料でこんなに感動したのははじめてかも。 とってもおいしかった。
NTTの竹富交換局。この島ではどんな建物も赤瓦の建物でなければいけないので、郵便局も電話局もこんな感じなのだ。
自転車に乗っていると向こうから水牛車に遭遇。 それが自然な姿に見えるから不思議。
なんでもない路地が全て被写体になってしまう。それが竹富島。
ハイビスカスと守り神シーサー。
あっという間の竹富島のひとときは過ぎ、14:15発の高速船で石垣島へ帰還する。
竹富島は予想以上に素晴らしかったけど、やっぱもう少しゆっくりしたかったなあ。慌しく巡るのは竹富島に失礼だったなぁ(ってかそれがわかっているなら日帰りで行くなって>自分(苦笑))
竹富島は昼もいいのだが、日帰り観光客が帰った後の夕方~夜がまた素晴らしいという。 次回はぜひ宿泊して、西桟橋からの夕日を見てみたい。