三ノ宮駅で新快速へ乗り換え。
須磨駅を過ぎると海沿いを快走し、淡路島も見えてきた。
淡路島へのアプローチは舞子駅で降りて明石海峡大橋を通るのが一般的であるが、新快速は舞子を通過しさらへ西に進む。
やがて子午線を過ぎて、明石駅で下車。
今回は趣向を変えて、明石港から発着する高速船に乗って淡路島へ向かう。
例の1000円高速の影響で航路は軒並み苦戦を強いられており、この区間も自動車を運送できるたこフェリーが運休となり、人と自転車だけ乗せられる高速船「淡路ジェノバライン」が細々と運行を継続している状況である。
応援の意味と、往復でルートを変えた方が楽しいかなと思い、今回は船を選択した。
明石港までは駅から徒歩10分ほどであるが、娘が途中でトイレに行くとか言いだし、結構ギリギリとなって焦るが無事乗り場へ到着。
実は予定より1本前の新快速だったので助かったが、これがギリギリの電車だったら乗り遅れるところであった。子連れはこのあたり余裕を持っていかないとダメですね。
15:40発の岩屋港行は、意外にも多くの乗客が乗りこんでいた。地域の足として定着しているようだ。
出航すると、高速船らしく結構なスピードで快走。デッキに座っていると風が涼しく、明石海峡の海の青色が心地よい。
娘はたぶん今回が船の初体験。嫁が船が嫌いなので、大丈夫かな?と思ったが、全然平気なようだった。強いね。
さて、明石海峡大橋が見えてきました。
大きい!存在感が違いますね。
高速船は橋の淡路島よりをくぐって岩屋港へ向かう。
いよいよ通過です。
いやあ、自然の偉大さと人工構造物の調和が素晴らしい。感動の景色ですね。
高速船の所要時間はたった13分。あっという間に岩屋港へ到着です。
ここからは路線バス。接続は良く、16時の縦貫線下りに乗り込む。
わずか8分で、目的地の淡路夢舞台が見えてきた。バスはホテル前まで行ってくれるので便利。
高速バス乗り場は多くの人で賑わっていたが、路線バスでホテルへ来たのは我々だけ。
路線バスは1~2時間に1本、高速船は40分に1本なので時間を調べないといけないが、時間さえ都合が良ければ三ノ宮から1時間ちょっとで行くことができるので、このルートはオススメである。
そんなわけで、2泊目のホテルへ向かいましょう。