の続き。11月に京都へ行ってきたばかりであるが、12月27日(土)、再び日帰りで京都へ行ってきました。
知恩院・除夜の鐘の試し撞きへ
きっかけはこのニュースであった。
重さ70トンもある大きな大鐘楼をダイナミックに撞く知恩院の除夜の鐘は年末の京都の風物詩だが、それが有料化・予約制になるという。基本大晦日は家にいるので除夜の鐘本番がどうなっても別に構わないのだが、27日に行われる試し撞きもそのうち有料化、予約制になってしまうのではというほうが気になった。
知恩院の除夜の鐘、有料化は全然良いんだけど人数少ないなあ。というかこれ試し撞きもいつまで無料で行けるのか怪しいな。来年くらいかなと思ってたけど今年頑張って年末の京都に行こうかなぁ。 https://t.co/BBbhKl1nYE
— たま (@tamazotamazo) 2025年10月1日
そこで、今年は27日が土曜で仕事納め後という絶好の機会であることから、知恩院の除夜の鐘を観に行くことを思いついた。毎年12月上旬は紅葉見物や顔見世興行観劇のため京都へ行ってたのだが今年は仕事が忙しくて行けそうになかったのでなおさら好都合だ。
ただ27日は年末である。飛行機は既に高かったが、JALのタイムセールで帰りだけは安い便が取れたので復路は飛行機、往路はANAのタイムセールが取れはしたが、羽田6:20発のNH985便しか取れなかったので素直に東海道新幹線にした。羽田6:20発は始発で行っても結構ギリギリなので、さすがにリスクが高い。27日はJRは最繁忙期で早特もないのが勿体ないが、目的が27日縛りなので仕方がない。本当は27日宿泊しても良かったのだが、京都の土日泊は年末といえど高かったので日帰りにした。
ひかり号で京都へ
ということで26日の仕事納めの翌日、早起きして東京駅へ。東京7:03発ひかり501号に乗る。


早特もないので1円でも安く行きたかったのでのぞみではなくひかりにした。自由席周辺は混むことが想定されたので端っこの15号車を選択。東京駅の時点ではデッキに立ってる人はいなかったが、名古屋あたりでは自由席からあふれた乗客が15号車のデッキまで来ていた。
新幹線で京都に行くのは7月以来だが、普通車で行くのは昨年12月以来1年ぶりかな。久々の普通車はシートピッチこそ広いが幅が狭くて息苦しい。というかN700系の普通席、どうも自分には合わないんだよね。

普段は3人掛けのA席にするのだが、今日は満席になるのが目に見えてたのでE席を選択。富士山は雲がかかっていたが頂上は顔を出してくれていた。

ひかり501号は定刻9:37よりも2分遅れて京都駅着。東京から2時間半以上かかったが、まあ飛行機で行くよりは(当たり前だけど)楽だ。
大文字山の火床へ
除夜の鐘の試し撞きは14時からなのでまだ時間がある。今日は晴れていたので、これまで一度行ってみたかった大文字山へ行くことにした。
地下鉄烏丸線で今出川へ行き、京都市バスに乗り換えて銀閣寺道へ。

京都市内のどこからでも眺めることができる大文字山が目の前にそびえている。絶好の登山日和だ。


哲学の道から銀閣寺へ向かう参道へ進む。さすが銀閣寺だけあってこの時間でも観光客は多かったが、今日は入口を直進せず左へ進む。

八神社前を右折し、少し歩くと大文字の入口に到着する。ここからは川沿いにゆるやかな上り坂が続く。


川沿いを5分ちょっと歩くと橋があり、ここからが本格的な登山となる。一部平坦な場所もあるが基本的にずっと階段で、あの丹沢の大倉尾根を彷彿とさせる階段の連続はなかなかしんどい。27日の京都は朝から冷え込んでいたがたちまち汗が出る。


途中、青い鉄塔のようなものがあるが、これは五山送り火で薪を送り込むもののようだ。

千人塚を超えると、最後の階段が見える。これがなかなかキツいが、これを超えると火床まではもうすぐ。

さあ、目的地が見えてきましたよ。標高約330mの大文字火床だ。

うわー、これは絶景だ。

正面は、吉田山、京都御所などが一望できる。

左に目を向けると、正面の赤い大きな鳥居は平安神宮、右側にはホテルオークラも見えた。

さらに視線を左に向けると京都タワー、手前には東本願寺。京都タワーの奥の高い建物はニデック本社かな。

更にその奥にはあべのハルカスはじめ、大阪の高層ビル群までが良く見えた。この大パノラマを観れたのはありがたい限りだ。晴れていて良かった。

パノラマでこの景色を撮ってみました。この日は午後から曇り空だったので、なおさらラッキーであった。


ここは「大」の真ん中の場所に位置するので、左右に下っていく形で火床が続いていく。ここが8月16日に火が灯っていたのを思うと感慨深いものがある。
ここは大文字山の中腹で、山頂はさらにこの先、標高466mのところにあるが今日はここまで。であるが、大満足の登山であった。さすがに運動靴は必須なのと、階段続きで汗をかくので、脱ぎ着しやすい恰好は必須だと思うけど、ハイキング感覚で気軽に登れる場所ではあるので、京都観光のついでにおすすめだと思う。
大文字山を降りて銀閣寺は再び素通りして法然院へ。特別公開の季節ではないので人も少なく落ち着いた雰囲気の境内を散策。ただここは紅葉の名所でもあるそうなので今度は秋に来てみたいところだ。#京都 pic.twitter.com/0MMq9F4zi2
— たま (@tamazotamazo) 2025年12月27日
下山したあと法然院に立ち寄って、いよいよ知恩院の除夜の鐘の試し撞き見学です。
大混雑の除夜の鐘・試し撞き


知恩院は何度も来たことがあるが、大鐘楼へ行くのは初めて。御影堂の前を右に曲がって坂を登っていく。

13時過ぎには大鐘楼の前に着いたのだが、既に結構人が集まっていた。正面がまだ多少空いていたのでそこに並ぶが、ここはメディアが入るのよね。場所取りに失敗したなと思ったが、あとからあとからどんどんと人が入ってきたので仕方なくここで14時の試し撞きを待つ。今日が土曜というのもあるだろうし、有料化の影響はありそうだ。
14時になり、試し撞きが始まる。メディアの奥から撮影。


おおっ、動画とかでは何度も観た光景だが、間近で見ると迫力が違うな。
しばらくするとメディアも少なくなってきたので、真正面からのアングルで再度撮影。


この地面すれすれまで思い切り撞く技術はすごいなぁ。
場所を移動して後ろから眺める。


僧侶によって音色が結構違うのが面白い。
最後に最奥部から俯瞰で。

これでも30分以上過ぎてだいぶ人が減ったタイミングなのだがそれでもかなり人がいたな。
これで念願?の除夜の鐘の試し撞きを観れたのだが、とにかく大混雑で正直毎年見に来るとまではなかったかなぁ。30分もすれば最初に来ていた人は帰りだすので、1時間くらいは撞いてくれるらしいことや、メディアがなかなかどかないこともあり、14時半くらいに来ても十分見学はできそうだ。自分が帰ろうとした際にも訪れる人が沢山いたが、むしろこの時間に来る方が賢いのかも。まあ、満足な経験であった。
動画も撮ったのでぜひこちらもご覧ください。
無鄰菴の庭園を眺めて帰京
時刻は15時過ぎ。あと1か所くらいは観光できそうだったので、まだ行ったことのなかった無鄰菴へ行くことにした。
京都 東山・南禅寺界隈の傑作日本庭園 名勝無鄰菴
国指定の名勝 七代目小川治兵衛作庭・山縣有朋の別荘無鄰菴。東山を借景に琵琶湖疏水の流れる庭園や歴史的な洋館をはじめ母屋でお抹茶やカフェもお楽しみいただけます。週末は庭園ガイドや裏千家茶道教室を開催。母屋や茶室の貸出、ライトアップ、京都ならではのイベントも開催しています。




無鄰菴は小川治兵衛によって作られた近代日本庭園の傑作と言われる庭園である。広くはないのだが東山を借景とすることで奥深い光景を作っているほか、琵琶湖疎水を引き込んだ水音が良い味を出している。なるほどこれは素晴らしいわ。予約制で人数制限がありなかなか行き辛い場所であるが、おすすめの場所だと思った。ただ今日は閑散期で600円だけど、繁忙期の1000円はちょっと高いかなぁ。
南座顔見世興行のまねき書きが行われる妙傳寺へ。観光寺院ではなく、東山通を走る京都市バスからもだいたい見えるのだが塀の奥にある片岡碑や本堂をじっくり見れた。今年は12月忙しくて顔見世興行観れなかったのが残念。 pic.twitter.com/qKUuB1sYMR
— たま (@tamazotamazo) 2025年12月27日
帰りは顔見世興行のまねき書きの場所として有名な妙傳寺を訪れ、四条河原町へ。

今年は大阪へ行く用が多く、京都は2月、4月、7月に5回!、9月、11月、12月と10回も訪れることができた。インバウンドばかりで敬遠されがちな京都だけど、まだまだ掘り下げれば観光客の立ち入らない見どころは沢山ある。来年は何度来るかなぁ。

伊丹20:10発のJL138便で羽田へ戻り、今年の旅行そしてブログもおしまいです。
来年は、久々に遠くへ行きたいですな(!?)