の続き。朝8時前にホテルをチェックアウトし、紅葉スポットに朝活することにしよう。紅葉の時期は朝の混んでないうちに見に行くに限る。
南禅寺の見事な紅葉
南禅寺は7年前、4年前、去年とこの時期に訪れているが、7年前、4年前は11月で紅葉にはちょっと早かったし、去年は紅葉が終わってた。
今年はどうだろうと思ってきたら…。
おおーーっ、ちょっと見頃は過ぎてたけど見事な紅葉じゃないですか!
三門の前後の紅葉が本当にきれいで見事だったなぁ。そして朝早かったので人の姿も少なく、朝の凛と冷えた空気の中、赤やオレンジの紅葉を味わえるのは本当によかったなぁ。
水路閣の紅葉も綺麗だった。
とにかく南禅寺は朝のうちは人が少ないし無料だし、地下鉄で渋滞知らずに行くこともできるし、本当に素晴らしい。大満足でした。
ずらし旅・永観堂の早朝貸切拝観
続いて向かったのは永観堂。 永観堂(Eikando,Kyoto) ここは2020年に来て以来4年ぶりであるが、4年前は11月初旬でまだ紅葉の見頃には程遠かったので楽しみである。
永観堂は通常は9時開門であるが、JR東海ツアーズのずらし旅特典の「永観堂 早朝貸切拝観」を申し込んであるので、朝8時から先行入場できる。
【秋の特別拝観】 永観堂 早朝貸切拝観|ずらし旅 選べる体験一覧|JR東海
3年前栄摂院と金戒光明寺の特別拝観でも大いに楽しめたが、JR東海ツアーズは本当に京都では強いな。
団体入口でスマホを見せてチェックイン。思いのほか来ている人が多かったが、全く混んでおらず、これはお得だ。
社務所に入ると、うぉーこれはまたすごい、見事な紅葉である。
道の左右を覆いつくす見事な紅葉。さすが、もみじの永観堂と呼ばれるだけあるわ。
多宝塔から京都の市街地を一望しつつ、紅葉とのツーショットを堪能。いやはや、これほど素晴らしい景色を味わえるとは、永観堂本当にすごい。
御影堂から放生池へ向かい、多宝塔を望む。どこもかしこも紅葉だらけ。すごい。
とにかく大満足の永観堂であった。これでピークを過ぎてるんだったら本当の見頃のときはいったいどんなにすごいんだろうね。
諸堂の拝観は9時からなのだが、4年前に見たので今回はパスして外へ。既に9時の開門待ちの人で行列ができていた。この行列を回避して先行入場できるずらし旅は最高だね。
ただ一点残念だったのは、東山の麓に位置するが故、朝8時台は日が当たらないところ。紅葉は太陽の光を浴びるとさらに光り輝くのだが、それが先行入場の時は味わえないのである。まあ、それは贅沢というものだけど。
さて永観堂を後に次の場所へハシゴすることにしよう。
朝日に輝く真如堂の紅葉
続いて向かったのは真如堂。
ここは3年前に来てその時も見事な紅葉だった。今回はどうだろうか。
真如堂もピークは過ぎた、というかここも葉っぱがチリチリになっている木が多く、色もちょっとくすんでいたのだが、高台に位置する真如堂は太陽の日差しが差し込むので、それを補って余りあるほど葉っぱがキラキラと輝いていてとても綺麗だった。3年前よりも迫力があってよかったな。
なかでも本堂の裏手は東側だったので日差しがたっぷりと差し込み、散り紅葉も本当にきれいだった。この日の天気はあいにくの下り坂で晴れは期待してなかったので、なおさら嬉しい。
真如堂もだいぶメジャーな場所になってはいるものの、朝9時だとまだ人も少なくて良かったです。満足満足。
建仁寺の紅葉はちょっと早かった
真如堂前から京都市バス203系に乗って祇園へ。向かったのは建仁寺である。建仁寺の潮音庭は紅葉が極端に遅いので毎年訪れているが、去年は意外にも散るのが早くてほとんど見れなかった。
今年はどうだろうか。
10時の開門と同時に入り、他の来訪者が風神雷神などを見ている間に一目散で潮音庭へ向かうが…うーん、ちょっと紅葉には早かったか。
建仁寺潮音庭の見頃は例年12月10日前後であり、今年は1週間早かったという感じだった。一番に来たので誰もいない潮音庭を味わえたのは良かったけど、ちと残念。なかなか紅葉は思うようにはいかないね。
残念だったのはかつては畳のどこに座ってもよかったのに、赤い布のエリア以外は座るな掲示がされていたこと。いつの間にか拝観料も800円に値上がりしていたし、昔みたいに気軽に楽しめる雰囲気じゃなくなったのは残念。建仁寺の自由なところが好きでよく訪れていたのだが、今後は行く機会が減るかも。
紅葉朝活のすすめ
ここまで南禅寺、永観堂、真如堂、建仁寺を見て回ったが、正味2時間半くらいで見て回ったので非常に効率的だった。朝なので人は少ないしバスも混んでないし、京都の紅葉を味わうなら朝活はマストだと思う。
さて、続いては顔見世公演へ行きます。