の続きです。
羽田空港から飛行機で京都へ
実は昨日、東海道新幹線が運転を取りやめた時に、飛行機で移動する可能性を考えて伊丹行の飛行機を特便で予約しておいた。
割引運賃だとキャンセル料がかかるのがネックだが、よくよく調べると、出発前までだとたった5%しか取られないらしい。しかもこの5%、取り消し手数料の440円込みで5%なので、計算してみるとキャンセルしても650円しか取られないことがわかった。
当日だと割引運賃がなく手が出せないので、650円の安心料で新幹線の片道運賃とそう差がない値段で手配ができるのであれば安いものだ。
どの便を手配すれば良いのかは悩んだが、東京10:21発の列車なので、ぎりぎりまで処理がかかって10時くらいに東京駅を出ても間に合うように、羽田11:35発のJL115便を選んだ。
ただ、今思うとこの選択肢は間違えてたけど…。
東海道新幹線のグリーン車でまったり京都に行くはずだったのに、羽田空港に到着である。まあ、京都に飛行機では何度も行って来たので、それはそれでルーティン行動ではあるけど(笑)
それはともかく、結局東京駅でやることもなかったので、羽田空港には9時半過ぎに着いてしまった。もう一本前の便にも余裕で乗れるレベルであったが、特便なので前倒しはできない。仮にできたとしても、当日予約をした人たちで午後まで伊丹行はJALもANAも満席になっていた。時間が有り余っている。
仕方がないので、サクララウンジへ行き、新幹線で食べるはずだったシウマイ弁当で早めのお昼とする。ラウンジでまったりできるのはJGC様様でありがたいけど、時間がもったいなかったな…。
JL115便が大遅延
この日は台風の影響で着陸便がILS22ルートに変わっており、そのせいか出発便が遅れ気味で、果たして自分が乗るJL115便も出発が20分遅れになった。
12時には東海道新幹線が運転再開するので、これじゃ大差なくなっちゃうな…。
JL115便は振替客も混ざって人が多く、機材はA359、そして休日と、遅延の要素満載で、果たしてプッシュバックしたのは12:04と30分近くの遅れとなった。うーん、これは東京駅で新幹線待ってた方が良かったのでは…。
しかも、滑走路のすぐ後ろには、12時発のANA便が迫る始末。さすがにそれよりは前に飛び立ったけど、これで抜かされてたら発狂するところだった。
A359の機外カメラを愉しむ
今日は普通席のバルク席を確保したのだが、すぐに外に出れる代わりに翼の上なので景色が楽しめない。
A359は機外カメラの景色が楽しめるということだったので、チャンネルをカメラに回してみた。
これが予想以上に楽しかった! 中でも伊丹着陸時の大阪市内を見下ろし、新大阪駅、淀川上空を飛ぶあたりのカメラは普段左窓から見下ろす景色ともまた違ったアングルで非常に新鮮であった。通路側や翼の上に座った場合でも十分外を楽しめるので、席のチョイスが広がりそうだ。遅れでイライラしていたのだが、多少は気分が晴れた。
結局14時半に京都着…飛行機迂回のまとめ
ただ、結局伊丹に着いたのは定刻12:40から35分遅れの13:15頃。12分おきに減便となっていた大阪モノレールとの接続も悪く、四条河原町に着いたのは14時半になっていた。
救うべきは、12時に運転再開した東海道新幹線が徐行で京都着が1時間ほど遅れていて、14時半に京都にはたどり着かなかったことである。
約半年ぶりの京都は、日中の日差しこそまだまだ厳しいものがあったが、空は高く、鴨川を吹く風は秋の装いだった。ただ、3連休の中日だけあってとにかく人が多かった!これで旅行支援が始まったら、とんでもない混雑になるんじゃないかしら。
そんなわけで、前日に飛行機を予約したのは正解だったけど、便の選択は間違えたな。東京駅でやることは限られることがわかったので、もし次回こういうことがあったら朝とっとと変えて元の到着時間に間に合うような便で取るのが良さそうだ。
そして、なんかのんびりしてたJALよりもANAの方がこういう時は良さそうな気がしたな。
ANAは今日の新幹線運休で急遽臨時便を運航していたし、その商魂逞しさは好きではないけど、こういう異常時の対応に関してはJALよりもはるかに印象が良かったな。11時発のANA便を取ってれば、結構今日の行動も変わっていたのかも…。
さて、遅ればせながら京都の旅スタートです。
(つづく)