キッチンむささびを出発ししばらく歩くと、高尾山さる園・野草園がある。
サルだけなので動物園には及ばないだろうけど、きっと娘も楽しんでくれるだろうと思い入ってみる。
ここにいるサルは49頭。
なかなか人間ぽくて見ていて楽しい。
ふと、我が家みたいなサルもいた(苦笑)
夫「ねぇねぇ、ご飯は~」
妻&娘「うるさいなあ、あと5分!」
夫「しょんぼり…」
飼育員さんの解説が始まった。
適当に流すつもりだったが、話がなかなか面白く、また興味深く30分近くの解説を全部聞いてしまった。
サルってカブトムシ食べるんですね…
トウモロコシを固めたエサを買ってぽーんと投げてみた。なかなかお上手。
さて予想以上にさる園で時間を使ってしまったので先を急ぐことにしましょう。
たこ杉の隣にあるタコ像にタッチ。
いやはや、さすが高尾山。
11時を過ぎ、登山道は人で大混雑。
それにしても、雑誌とかでしか見たことのなかった山ガールな恰好をした人の多いこと多いこと!
ホントにいるんですね。
足がしびれた~とか言う娘を持参した鈴カステラで釣って歩かせ、着いたところは…
高尾山薬王院である。
山頂までは行けなくても、せめてここまではと思ったのだが、娘よよく頑張った。
てか、ゆるやかな道だったはずなのに結構疲れたぞ。
いかに日ごろ運動不足なのかがわかる…。
境内は大混雑。仁王門前は初詣かいっ!ってくらいの大行列であった。
大本堂でお祈り。結構様になっていますな。
有形文化財の飯縄権現堂まで行こうかと思ったが、狭い階段が順番待ち状態だったので今日はここまでとしよう。
いや、でも3歳児を連れてここまで来れたので満足です。
境内にもあちこちに紅葉を拝め、満足です。
さて混む前に戻りましょう。
途中の茶屋で団子や天狗焼を買おうかと思ったが、団子は3本からだったり、天狗焼は40分待ちだったりと結局何も買えず、そのうちケーブルカーの順番待ち行列がどんどん長くなりそうだったのでとっとと下山することにした。
帰りは一番上の窓側を確保。
このケーブルカー、意外なことに日本一の急勾配(31度18分)だそうだ。
上りもそうだったが、駅を出発すると足を踏ん張らないといけないくらいの超急坂。
これは結構すごい。っていうか大混雑な状態でのこの勾配はかなりしんどい…。
ケーブルカーから眺める景色も高尾山の有名な紅葉スポットである。
両側に色とりどりの木々が眺めることができた。
てか、この大混雑なケーブルカーは座ったらダメですね。反対側が見えません。
無事、清滝駅へ戻りました~!
ケーブルカーと記念撮影して、後ろを振り返ると…
午後1時を過ぎようとしているのにまだまだ駅前は大混雑。
ケーブルカーは40分待ちだった。早起きしてきて良かった。
朝はまだ日差しが弱かったが、日に当たるようになって赤みが輝きを増したように感じる。
もみじ祭りも開かれていて賑やか。
娘にご褒美のアイスを上げて(半分ずつのつもりがほとんど全部食べられた…orz)さて遅い昼食としましょう。
高尾山といえば、やっぱりとろろそばですかね。
たまたま一瞬列が短かった橋詰亭という店に入った。
天とろろそば(1050円)を注文(写真は娘にとりわけるのに必死で卵黄を潰した後ですが…)
そばはあっさりツルツルしていて、一方とろろとスープが濃厚で、疲れた体にぐっと染みてきて美味しかった。
量も結構多く、満足満足であった。
14時過ぎの準特急で帰途に着いた。
娘はあっという間に熟睡。疲れたね。
娘と2人でいろいろ大変なところもあったけど、総じて楽しい小旅行でした。
が…。
翌日、朝起きると体中が痛い。
うーむ、高々2kmほど、高低差100mほどの距離を歩いただけで全身筋肉痛。。。
こりゃ登山好きな親とかにバカにされちゃうなあ…。
もう少し体を鍛えないとダメですな。