たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

高尾山へ紅葉狩り(1)

紅葉シーズン。

今年は、ここ数年行きたいな…と思いながらも行けていない鎌倉に行こうかなと思ったのだが、嫁が「高尾山はどう?」と言いだした。

高尾山に行ったのはかれこれ20年以上前だし、都営新宿線は京王と相互乗り入れしているのでそれほど遠くはないし、良いかもしれないと思って行くことにした。

が、嫁は体調が芳しくないので直前になって急遽取りやめ。

まあ高尾山なんていつでも行けるのでまた来年でも良かったのだが、せっかくなので、娘と2人で行くことにした。

問題はあのうるさい娘と1時間以上電車に乗って無事に行けるか…であるが、さてどうなるほどやら。

さて高尾山は、ここ数年のミシュラン、パワースポットとして山ガールブームで、ケーブルカーなどは1時間待ちもざらだと言う。

かといって平日に休みを取って行くほどのところでもないので、取るべき策は早起きしかない。

幸い、都合のよいことに土日の朝2本だけ、本八幡から高尾山口まで直通する電車が走っているので、これに乗ることにした。

11月21日。

紅葉は見ごろ、そして前の日が天気が悪かったこともあり、今日は相当なカオス状態であることが想定されるが…。

6時に起きて、嫁にサンドイッチを用意してもらって出発。

本八幡7:00発の急行高尾山口行に乗る。

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登山客で混んでいるかと思いきや、新宿線内で乗った客はほとんど新宿までに降りてしまい、京王線に入ってもすぐ前に特急が走っているからか席が埋まるか埋まらないか程度の乗車率でちょっと拍子抜けであった。

普段は仕事でしか乗らない京王線に行楽で乗るのは実に気分が良い。

娘も概ね良い子でいてくれたので助かった。

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多摩川を渡り、山の雰囲気が近づいてくるうちに高尾に到着。

ここでどっと登山客が乗りこみ、それらしい雰囲気になる。

8:29に高尾山口駅に無事到着。

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予想よりも寒い!

周りは結構本格的な登山客ばかりで、思いのほか軽装な人は少なかった。

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ケーブルカー駅に向かう道はすっかり葉が赤くなり、良い感じ。

小川のせせらぎも心地よい。

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清滝駅前は赤黄に染まった木々が集まり、ここだけでもなかなか見ごたえがある。

ここでしばらくゆっくりしたいところであるが、早くも駅構内は混雑の気配。

記念写真を撮って、いざケーブルカーへ。

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ケーブルカーは早くも行列ができていたが、7分おきに走っていたので15分ほど待つだけで乗ることができた。

やっぱり早起きは三文の得ですな。

無事座れて、標高472mの高尾山駅へ。

さて、まず向かった先は…

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駅前のパトカーでした…。

しかも観光地価格の200円!

ま、娘が喜んでくれたのでいいや。

ひとしきり遊んで、すぐ近くのキッチンむささび上の展望台へ。

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ちょっとガスっていたので東京のビル群ははっきり見えなかったが、眼下に広がる景色はすばらしい。

甲州街道イチョウ並木ははっきり見ることができた。

高尾山は針葉樹が多いので山全体が赤くなったりするわけではないが、逆にさまざまな色のグラデーションが絶妙で見ごたえがある。

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キッチンむささび外のテーブルでサンドイッチを食べる(半分以上娘に盗られたが…)

ふと、頭上を見ると澄んだ青空に赤・黄色の葉がよく映える。

いやはや、早起きして来た甲斐があるというものですわ。

さすがにこの時間は人も少なくて、どピークな日という感じもしない。素晴らしい。

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今日のテレビ東京の番組でデーブスペクター夫妻が記念撮影した場所で自分もパチリ。

もともとは駅周辺をちょっと見ておけばいいかなと思っていたのだが、まだ時間は9時半過ぎ。

もう少し先へ行くことにしよう。

(つづく)