今日はKTXに乗って釜山へ行き、釜山から日本へ帰国する。
朝6時前に起きて2日間過ごしたウェスティン朝鮮ホテルを慌しくチェックアウトし、ソウル駅へ向かった。
これから乗る列車は7:00発、KTX3号の釜山行である。
日曜朝ということで、ビジネスマンの姿も少なくすいていた。
見た感じはまさにTGVそのままである。
定刻7:00に出発。
市内を15分ほど走り、いよいよ高速新線に入る。
あっという間にスピードが上がり、290??300km/hくらいで走行するが、静かで揺れも少なくとても快適であった。
トンネルがあまり多くなく、また高架橋も多くなかったので東海道新幹線を走るのに近いような気がした。
トンネルの耳ツンを心配したのだが全くなかった。きちんと対策しているようだ。
今回は奮発して特室(ファーストクラス)である。ただ釜山まで400km以上あるが、特室でも約63,000Wであるので、そんなに高くはない。
座席配置は2+1でピッチも広く快適だが、どうも座席がチャチな気がする。
これは座席の回転ができず後ろ向きの席が不評という普通席もそうなのだが。
トイレもいまどき珍しく真空式ではなく循環式だし、どうもこのKTX、フランスから安っぽい仕様のものを買わされたんじゃないかなあという気がした。
釜山までは3時間かからないので、特室でも供食サービスはジュースとワッフルのみであった。
東大邱からは在来線を走り、釜山にはほぼ定刻の9:41に到着した。
あまり釜山では時間がないので、とりあえず釜山タワーから港を眺める。
港の景色、そしてソウルと違って人の匂いが感じられる街並みが綺麗であったが、過ごしやすかったソウルとは違い、釜山は暑かった。
昼食を取って空港へ向かい、15:20発のJL958便で成田へ向かう。
今日の機材はB767-300、JA8365号機である。
元々は国内線機で、ビジネスクラスはスーパーシート席である(今は国内線はクラスJになったので、実質国際線機になっている)。
まあ釜山から東京はわずか617マイル。九州へ行くのと大差はない。
機内はまずまず混んでいたが、後方は空席が目立っていた。
16時頃中国東方航空機が着陸トラブルを起こしたらしいが、特に問題なくほぼ定刻の17:25に到着した。
ところが入国審査が今までになく混んでいて、通過するのに30分以上かかってしまった。
全く、もうちょっと何とかならんのか成田は。
ということで、2泊3日であったがとても楽しい韓国旅行は終わった。
さて、明日からはまた会社か…。