たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

岩手紀行その5:浄土が浜

今日の宿泊地は浄土が浜パークホテルである。 バスは最終が行ってしまったので宮古駅からタクシーに乗って向かった。 結構有名なホテルらしいが、思いのほか対応はしっかりしていて、良い気分である。 到着が遅かったので、さっそく食事をとることにした。今回は春の特別宿泊プラン「宮古産花見牡蠣ステーキと岩手短角牛しゃぶしゃぶ」というのをWebから予約しているので、非常に楽しみである。 dinner1 運ばれてきた料理はものすごい量である。中には天ぷらとか、いかにも和風ホテルっぽいなあ…というものもあったが、目玉である牡蠣ステーキは全く臭みもなく、牡蠣のあまり好きではない私も満足であり、牛しゃぶしゃぶは量こそ少ないが、とてもやわらかくておいしかった。 dinner2 これで終わりかと思ったらさらにそば(なぜかいくらが入っていたが…)とうにご飯、デザートまで出てきた。昼まともに食べなかったのは正解で、最後には満腹で動けなくなった。 宮古は本州最東端の町であり、この時期で朝5時には日が昇る。 ということで、翌朝は早起きしたのだが、残念ながら曇りであった。しかしせっかく早起きしたので、すぐ近くの浄土が浜まで散歩することにした。 松林の中を通る遊歩道を降りると、10分ほどで浄土が浜に着く。 jodogahama 入り組んだ地形の関係か、波はほとんどなく、とても静かである。水は透き通っていて綺麗だ。白い岩肌の岬が特に美しく、日本画の景色のようであった。曇りがちだったので、もう少し晴れていればコントラストが際立ってよかったのかもしれないが、落ち着いた色合いは水墨画のようでまたよく、むしろ朝の穏やかな景色が心地よかった。 ということで満足して宿へ戻る。 このホテルには温泉はないが、大浴場と海水露天風呂というのがある。海水を温めたお湯はぬめりが独特で、温度が低いので長居も問題ない。昨夜も入ったが、再度入ってのんびりとした朝のひと時を過ごした。 bath 今回は海側の部屋を取ったので、松林の向こうに宮古湾を臨むことができた。高台にあるのでよい眺めである。 room しかし残念ながら出発の時間である。8:50発のシャトルバスに乗り、ホテルを後にした。 短い滞在ではあったが満足のいくホテルであった。