たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

台湾あれこれ7:台北101

台北101は高さ508mの高層ビルで、クアラルンプールのペトロナスツインタワーを抜き目下世界一の高さを誇る。

これまで低層階のショッピングゾーンはグランドオープンまでされながら一向に展望台が開放されなかったのだが、ようやく1月19日に89階、382mの展望台がオープンとなった(しかしこの上にオープンデッキの展望台があるのだが、このオープンは3月であり、今の段階は「ソフトオープン」らしい…なんじゃそりゃ)。

何はともあれ、とりあえず展望台に行くことにした。

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台北101はMRTの駅からは少し遠く、行きはタクシーで乗り付けた。何度見ても変な形をしているが、さすがに高い。ここ最近台北は天気が悪く、この日もつい先ほどまで最上部が雲に隠れていたが、着いたときには何とか見えるレベルまで回復していた。

ショッピングゾーンは、日本のそれとさして変わらず、服の値段もさほど安くないので、とっとと展望台へ行こうとするが、1階には案内がほとんどない。案内所でようやく5階へ行けばよいことはわかったが、案内所のパンフは展望台のパンフとは別のショッピングゾーンのパンフしかなく、このあたりはちょっと不親切なような気がした。

ともあれ5階の入口へ向かう。それほど混んではいなかった。ここでも日本語が通じるし日本語のパンフもあるのが大変ありがたい。

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入場料は350元と決して安くなく、日本の高層ビル並みである。

10分ほど並んでエレベータに乗る。一応金属探知機のようなものもあったが、動いていないような気もした。

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エレベータは東芝製。あっという間に89階の展望台へ向かう。速度の写真を撮りたかったが満員なので断念した。外は見えないのでじっと我慢である。

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展望台は広々としていて、まだまだ余裕がありそうであった。一応飲食店やみやげ物屋が入るはずなのだが、まだTシャツを売っている程度でこのあたりはまさに「ソフトオープン」である。

案内用のレシーバがあり、日本語もあるようだったが、並んでいたので今回は割愛。まあ、景色に訴える場所だし日本語パンフがあれば十分だと思う。

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さて肝心の景色であるが、残念ながら雲に隠れてクリアな景色は見れなかった。中心部に向いた西側だけが最後まで晴れなかったのが残念無念。ただ様々なビル、ごちゃごちゃした路地、整備された公園と台北のいろんな顔を上から見ることはでき、満足であった。

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一方東側は緑豊かな山がすぐそこまで迫っており、その美しさと山に沿うように家が増えている台北の勢いを感じた。

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展望台の真ん中は奇妙な形のものが鎮座している。強風の揺れから守るスタビライザーだそうだ。薄暗くライトアップされているので妙な存在感があった。

ということで、帰りも10分くらいエレベータを待って下界へ。下りは上りほどスピードを出さないようだ。

帰りは北側へ10分ほど歩き、MRTの市政府駅へ。以前は無料循環バスもあったようだが現在は廃止になったようなので、ご注意を。