上海を後にし、23:40発のLH727便でミュンヘンへ向かう。
ミュンヘンには翌日の5:35到着で、出発日も到着後も時間を有効に使える実に都合のよい便だ。 日本発ドイツ便は朝~昼出発の午後~夕方着で初日が有効に使えない。こんな便ができないかな。 ま、体力的には機中泊なんでしんどいのですが。
深夜の浦東空港第2ターミナルはがらんとしていた。 この広大な設備はすごいが、最近の空港はどこも広大なだけで個性がないような気がする。
店もほとんどやっていないのでとっとと出国しラウンジに行くことにしましょう。
スタアラ各社のラウンジはホームの上海航空ラウンジである。 でも上海航空がスカイチームに移籍するらしいので今後どうなるんだか。
最近はやりの屋根がないラウンジでとても開放感があった。 出発便もほとんどないのでこちらもガラガラ。
食べ物はサラダくらいしかなかったが、まあこの時間だから問題なし。
さてこれから夜間飛行に備えてシャワーでも…と思ったのだが、見当たらない。 たしかブログとかであるという記事を読んだのに…と思ったのだが、ファーストクラスラウンジだけなのかなあ…と思って諦めかけたら、どうもこのラウンジはファーストとビジネスの共有スペースがあるようで、そこにシャワー室の他、ヌードルバーとかもあった。 照明が暗いこともあって全然わからなかったぞ。
シャワー室は3室あったが、全部使用中。 ちょっと待ったが全然空く気配がないので諦めた(元から使用できなかったのかも) この後のラウンジもそうなのだが、ラウンジでシャワーってのはよほど余裕を持って(3時間くらい前に空港に着いて)臨まないとダメだなと実感。利用できなかった場合のリスクが大きすぎます。
てなわけで、汚れたままヒコーキヘ…(すみません)
搭乗口からはヒコーキは撮れなかったが、今日のLH727便の機材はA340-600・D-AIHN号機である。エコノミーはほぼ満席。
定刻より少し遅れて離陸。 ミュンヘンでの乗り継ぎは1時間25分しかないのでちょっと焦るが、20分遅れ程度なのでまあ安心かな。
さてルフトハンザの数少ない、しかし致命的な欠点は、エコノミーにシートTVがないこと。 いまどき長距離便にシートTVを付けない会社は時代錯誤も甚だしいと思うのだが、成田発のLH711便とか時間帯は良いのだがシートTVがないと思うと躊躇してしまうところ(利便性に負けて2回乗りましたが)。
ところが、今日の機材であるA340-600にはシートTVがついているのである。 やっとルフトハンザも重い腰を上げたかと思うと喜ばしい。 このシートTVはタッチパネル式で画面も大きく、非常に気に入った。 ま、自分はエアショーしか見ないのだけど、今どこを飛んでいるのか眼の前でわかるか否かは気分的に大きく違うのだ。
さてシートTVに満足していると、夜食?の時間である。 時刻は1時過ぎなんですけど、律義に普通のメニューである。
ドイツの航空会社なんだから…と洋食にしてみるが、結構ヘビーでございました…。てか眠いんですけど。
さて食事が終わりましたら…
地下へ下りる階段がありまして…
このA340-600は、トイレが地下にある。 なんとなく秘密基地っぽくて面白いが、客室を有効活用できていいのではないかと思う。 が、何はともあれ眠いので寝ます…。
ルフトハンザは黄色のヘッドレストの使い勝手がとても良く、思ったよりも足元も広かったので快適に寝ることができた。
ということで6時間以上ぐっすり寝たら、もうヨーロッパ域内です。
朝食が配られる。
朝食も洋食にしてみるが、オムレツがまずかった…。ホント、機内食の卵料理は最低ですな。 ま、トロトロオムレツを作る方が大変なんだろうけど。
夜が明けてくると、ミュンヘンはもうすぐ。 11時間以上のロングフライトではあったが、シートTVもあるし、A340-600だとエコノミーでも思ったよりも快適で気に入った。
結局20分遅れのまま、6時少し前にミュンヘン空港へ到着。