東海道線全線開通120 周年記念/横須賀線開業120 周年記念
「懐かしの113系」電車の旅
http://jreast.eki-net.com/oshirase/pdf/113kei20090918.pdf
長年親しまれた113系電車は、東海道線では平成18年3月に、横須賀線では平成11年12月に引退しました。一部の車両は現在も房総方面で運転をしています。このたび東海道線全線開通120周年、横須賀線開業120周年を記念して、東海道線~横須賀線をめぐる「懐かしの113系」乗車の旅を企画しました。
「懐かしの113系」は湘南色4両と横須賀色4両を連結した8両編成で東海道線・横須賀線を走行する日帰り旅行です。
東海道コースご参加のお客さまには113系電車を彫った限定オリジナル懐中時計が付きますのでお早めにお申込ください。
湘南色の113系が復活したのできっとやるだろうと思われた東海道線や横須賀線の復活運転が実現することになった。
当然食指は動いたのだが、詳細を見るとちょっとガッカリ。
まず編成が湘南色4両+横須賀色4両の8両編成。これはこれで魅力的だが、何で一緒の編成にするかなあ。
どうせだったら湘南色編成と横須賀色編成を分けて戸塚あたりで並べれば感涙ものだと思うのだが。
そして、旅程を見ると、国府津や横須賀まで行くのに降りられず、降りれるのはグッズ販売を行う茅ヶ崎だけ。これじゃあせっかく両線に乗っても駅撮りすらままならない。
ということで乗るのはやめて見に行くことにした。
本当は1日中使って追っかけたいところだがさすがにそうもいかないので、東京出発前後を狙うことにした。
さて24日がやってきました。
東京出発は9:50であるが、幕張からの送り込み回送が早朝にある。
津田沼を6:27に出るということなので、朝5時半に起きて出発。
最近ちっとも早起きできないのにどうしてこういうときだけパッチリ眼が覚めるんだろう…。
最初、本八幡で狙おうかと思ったのだが下り電車とかぶりそうだったので下総中山で狙うことにする。
ここは撮影のメッカなので西船橋方は朝6時過ぎだというのに結構人がいた。ご苦労なことである(自分もだけど)
自分は動画を撮りたかったので反対側で撮影。
(動画のキャプチャなので粗いのはご容赦を…)
混色だからなあ…とかいう文句も実物を見ると吹き飛びます。
なんか楽しくなってまいりますた。
↑98年9月22日、まだ快速で現役だったころ
この後この回送電車は新宿→品川→東京と移動する。
113系と新宿には縁がないのであまり興味はなかったのだが時間があったので行ってみた。
新宿は11番線に入っていた。
隣の10番線から狙うが、土曜なのであずさが頻繁に入線しなかなか環境はよろしくない。
でも中央線のE233系と並ぶ貴重な写真が撮れたので満足。
次は品川。
朝食を取り、山手線で品川へ。
品川は7番線に入っていた。
ここでは長時間停車であり、6番線はあまり電車も来ないのでじっくり写真を撮ることができた。
それにしても、久々の113系はやっぱりいい!
続いては東京への入線であるが、東京駅は恐らく混んでいるだろうと思われたので、有楽町で狙うことにした。
10年前の11月14日、横須賀線113系メモリアル号が東京地上ホーム~横須賀間を走ったときにここで写真を撮ったのだが、何故かボケてしまって失敗した。
以来、10年越しのリベンジなのである。
(動画のキャプチャなので粗いのはご容赦を…)
↑これが10年前の失敗写真。何でこんなになってしまったのか…。
てことで、無事10年前のリベンジも果たせて満足であるが、それにしてももう10年か…。
そして東京駅へ。
10番線は案の定人大杉であまりまともな写真は撮れなさそうであったので、人をかき分けて適当に撮影する。
ただ今回は10年前のメモリアル号や、3年前の引退時よりは人が少なかったような気がする。さすがにもう往年の113系を知る人も減ったのかな?
↑これは10年前
残念だったのは方向幕が「団体」だったこと。行先にしてくれたらよかったのに…。
そんなわけで発車票も「団体 PARTY」であった。
↑10年前は普通の電車だったので行先をちゃんと表示。しかし10年前と変わらんですな!月日だけが容赦なく過ぎていく…。
先頭は更に人が多かったが何とかまともに撮ることができた。
最後は再び有楽町で出発する列車を撮影。
そんな感じで、久々の追っかけはとても楽しかったし、良い記録を残すことができ満足であったが、いよいよ113系も終わりが見えてきた感と年月が過ぎ去っていく虚しさも受け複雑な気分である。
天気が良くなかったのが残念であったが、午後から雨という中ではまだ降ってないだけまだ良しとしなければならない。
願わくば次回は、湘南色と横須賀色を別編成にして、10両以上長編成にしてヘッドマークもない普段通りの姿で走ってくれたり…しないかなあとも思うが、どうでしょうかね。