たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

アジア周遊弾丸旅行記14:マカオの朝

最終日は残念ながら朝から雨であった。 今日は11時の船で香港へ向かうので、あまり時間はないが、朝のマカオを散策することにした。 090813_004.JPG マカオにはバス会社が2社あるのだが、うちTCMという会社は日野製のバスを導入している。 海外で日本製のバスは非常に珍しい。ちょっとマカオに親近感を覚える。 まずはセナド広場から、聖ドミニコ教会へ。 090813_005.JPG 090813_006.JPG 090813_007.JPG 090813_008.JPG 朝のマカオは人通りも少なく、夕方とはまた違った一面を見せてくれる。 カルサーダスの規則正しい模様が一層際立ち、美しい。 090813_009.JPG 聖ポール天主堂跡。人が少ないだけより存在感が増して見える。 今日は右手のモンテの丘へ行ってみることにしよう。 090813_011.JPG 090813_012.JPG モンテの丘の結構な急坂を上っていく。 木々の濃さが気持ちよいが、何しろ雨でムシムシしているので汗びっしょり。 丘の中腹から街を望むと、すぐ向こうは中国大陸である。今は同じ国とはいえ、別制度の地域が目と鼻の先というのは日本人にはなかなか実感のわかない光景である。 090813_013.JPG 090813_014.JPG モンテの丘の上は砦となっていて、大砲がいくつも置かれている。 かつては外部の攻撃から街を守る要塞だったそうだが、今や眼の前はグランドリスボアというのが何ともユーモラスだ。 090813_010.JPG 聖ポール天主堂跡に戻ると、左手に小さな廟がある。 子供の神を祀るナーチャ廟である。とても小さいが立派な世界遺産。 そして、その隣はポルトガル人が築いた旧城壁で、これも世界遺産。 こんなに世界遺産が密集するところというのは珍しい。 090813_015.JPG 聖ポール天主堂跡を後にして、小道にはいる。 「戀愛巷」と呼ばれる短い通りだが、聖ポール天主堂跡を奥に望み、パステルカラーの洋館が並ぶ通りはまさに愛らしい。 090813_016.JPG かと思うと大三巴街に入ると中国様式の建物が並ぶ。いろんな雑貨などが売られている店が並び昼であれば楽しそうだが、まだほとんどの店が閉まっていたのが残念。 090813_017.JPG 090813_018.JPG しばらく歩いて坂を上ると、石造りの教会が見えてくる。 聖アントニオ教会は、マカオ教会発祥の地。 朝から熱心な信者が祈りを捧げていた礼拝堂は、まさに静寂の世界。 外観の落ち着いた色合いとあいまって、厳粛な気分にしばしひたる。 090813_019.JPG 聖アントニオ教会の前は広い公園となっている。 大きなガジュマルの木が印象的なカモンエス公園マカオ最古の公園。 人々が思い思いにすごす憩いの場は、マカオの素顔を感じさせてくれる。 本当にマカオの緑はすがすがしい。暑いのは残念だけど…。 090813_020.JPG 090813_021.JPG 坂を下りて、十月初五街を歩いてみる。 ここは古くからの中国人街で、様々な店が集まる昔ながらの商店街。 朝は閉まっている店も多いが、食堂は朝から賑わっていた。 その光景はどことなく懐かしく、まさにマカオの日常だ。 090813_022.JPG 090813_023.JPG 新馬路を渡り、福隆新街に入る。 ここは元の色街だったところで、現在は土産物屋や食品店の集まるにぎやかな通りになっている。 化粧直しされていてちょっと綺麗過ぎるキライはあるが、鮮やかな赤色の中国の色濃い長屋が並ぶ光景は壮観で、特に人通りの少ない朝は一見の価値はあると思う。 090813_024.JPG 090813_025.JPG 090813_026.JPG 昨日時間切れで見れなかった聖ローレンス教会へ。 マカオでもっとも荘厳な教会と呼ばれ、クリーム色に両端に建つ塔が実に均整の取れた形をしている。 中は天井がとても高く、クリームと白の梁がとても優雅な造りだ。 そして花が咲き乱れる中庭はとても明るい雰囲気。 流れる空気は南欧の香りにあふれていた。 090813_027.JPG かと思ったらこんなごちゃごちゃした建物が近くにあったりして…。 しかしごちゃごちゃし過ぎ。でもこれが日常。 マカオの路地裏は本当に面白い。 090813_028.JPG 新馬路に戻り、四たびセナド広場へ。 歩道のカルサーダスは動物が描かれ、可愛らしい。 090813_030.JPG 090813_029.JPG 先ほど来たときはまだ開いていなかった民政総署が開いたので、2階へ上ってみる。 ちょうど会議の準備をしていたのだが入ることが出来た。 ここからはセナド広場を一望することが出来る。 コロニアル風な建物の真ん中には、印象的なカルサーダス。 そして窓に植えられたヒマワリの花がとっても美しかった。 本当に、素晴らしい。 さて、マカオの街歩きもいよいよ終わりが近づいてきた。 090813_031.JPG 090813_032.JPG 090813_033.JPG 昨日は外観のみ見物した大堂。 今日は中に入ってみた。 重厚な外観とは対照的に、ステンドグラスから差し込む光がとても柔らかい。特に色鮮やかなキリスト像の美しさには目を奪われた。 早起きした甲斐があって、人通りも少ないマカオの素顔を、じっくりと見物できた。マカオの朝はお奨めである。 短い時間であったが、マカオの街歩きは本当に楽しかった。 こんなに近い距離で変化が楽しめる街は他にあるだろうか。 有名な教会や世界遺産も良かったが、無名な路地裏歩きがまた面白かった。 全てが凝縮されたこの街は、まだまだ観ていないところが沢山ある。 近いうちにまた訪れたいと思う。 最後に、小腹がすいたのでこちらへ… 090813_034.JPG 090813_035.JPG エッグタルトで有名なマーガレット・カフェ・ナタ。 まだ朝なのに早くも混んでいた。 ここでエッグタルトを注文。 温かくサクサクした食感と、ほどよい甘さのカスタードが絶妙で、これは美味しかった! 名残惜しいがホテルへ戻り、汗をシャワーで流して10時過ぎにチェックアウト。 10時半の送迎バスでフェリーターミナルへ向かいます。