今年の夏を沖縄にした理由は、昨年のグアムや香港の食事事情がやはり子連れにはよろしくなかったということで日本ならまだまともな食事が取れるだろうということが大きかった。
ではあるが、結論としては旅行に出た時点であまり変わらんかなあという感じな気がする。なかなか食事というのは難しいですな。
そんなわけで3回くらいに分けて食事を振り返りたいと思う。
滞在2日目。
ロワジールホテルをチェックアウト後、国際通りをふらふらと歩くが、とにかく暑い…。さんぴん茶が大活躍である。
レンタカーを借りるためゆいレールで一旦空港に戻り、向かった先は…
修行僧御用達(笑)の「空港食堂」である。
こんなところに家族連れで来るのもなんだかなあとは思うが、安くて美味しいので他の高いレストランに行くよりはいいかなと思う。
一般客の知名度も上がってきたのか結構混んでいた。
沖縄といえば沖縄そば、ということで自分が注文したソーキそばと、娘用のジューシー(沖縄の混ぜご飯)。これがあっさりしてて美味しい。最初は物足りないなあと思ったものだが歳を取った?からか来るたびに美味しく感じる。
嫁が注文したチャンポン。沖縄ではご飯である。とても美味しいのだがとにかく量が多い。さすが空港食堂。
娘はソーキそばがとても気に入ったみたいで、ジューシーには目もくれずそばを美味しそうに食べていた(行儀が悪くてすみません…)
沖縄そばだったらアレルギーの心配もないのはありがたい。
夕方。
プールでひと泳ぎした後、夕食を取るためにホテルを出る。
日航アリビラはとても良いホテルなのだが、ネックなのはすべてのレストランが夕食が高いこと。庶民には厳しい。1店舗でもいいから安めのブッフェくらい用意して欲しいんですが…。
そんなわけでクルマで出かけた。
とはいえ読谷村は恩納村あたりに比べると店の数が少ない。
ガイドブックとかを見ながらここなら良いかな…と思って向かったところがこちら。
「HANAHOU」という、沖縄料理とハワイアン料理の店である。
いろいろなメニューがありそうだし禁煙らしいし駐車場も16台くらいあるみたいなのでここならいいかなと。「るるぶ子供と行く沖縄」にも載っていたし。
と、思っていたのだが、入ってみると思いのほか店内は狭く、満席。1時間くらいかかるとのこと。
うーむ。やっぱリゾート地は予約しなきゃダメか…。他のところを探そうとも思ったが、1時間ならまあ何とか待てるかな…と思って予約して店を後にする。
時間にして19時半過ぎ。
さて1時間どう時間を潰そう…と思ったが、幸い、近くの「御菓子御殿」が21時まで空いていたので、試食しながら(笑)時間を潰す。
ところが1時間経っても携帯に連絡無し。
時間制限のある店ではないので致し方がないが、21時近くなっても何の連絡も無し。
しびれを切らして連絡してみると、もうすぐ出ますから5分ほど待ってくださいとのこと。
で、5分ほど駐車場で待っていたが5分経っても案の定客が出る気配がないので、あまりやりたくなかったが店に入って圧力をかけて先客を追い出しやっと席にありつく。
時間にして21時過ぎ。
店は完全な時間無制限居酒屋状態で、うーん、この店のどこが子連れ向きなんだろうか…。
とりあえず気を取り直して料理を注文する。
が、出ない…。
もう眠いんですけど。
やっと最初に出てきたのはラフテー。
美味しかったけど、こんなんじゃ腹の足しにならんし娘向きでもない。
もっと早く出るものを頼めばよかったな。
で、やっと娘の料理が出てきた。
お子様アロハプレートである。ロコモコをはじめいろんな料理があって見た目は美味しそうである。
タマゴ大好きな娘はロコモコの目玉焼きだけパクつく。ハンバーグと一緒に食べなきゃ…と言う前に完食。をいをい…。
しかし次のハンバーグを食べるスピードが遅い。何でだろうと思って食べてみたら、ソースがものすごく酸っぱい。これは大人でもキツいぞ。
何でこんなソースなのかと小一時間。
ごめんね…。
自分の注文したロコモコ。ソースはカレー風味で結構美味しく、だから子供用を別のソースにしたのかなという感じであるが、逆効果だなあ。
さて嫁の料理が出てこない。
もう忘れられたのかな…と思った頃にやっと出てきた。
アヒポキ丼である。
てか、こんなの一番最初に出てもいいのにと思うんですが。マグロとアボカド混ぜるだけじゃないですか。嫁も早く出るからこの料理にしたというのに。
てなわけで、慌しく食べて慌しく退散。
その時間、22時半!
大急ぎでお風呂入れて、何とか23時過ぎには就寝できましたが…。
てことで、この店はダメだこりゃ。
少なくとも予約は必須だとして、予約して行くほどのものではないかなと思う。まず子連れで行くメリットはないな。
うーん、やっぱるるぶを信用した自分がバカだった…。
(つづく)