たまの日記

最近は弾丸旅行ばかりです。

インドネシア旅行記(3):GA204便でジョグジャカルタへ

ジャカルタからは7:55発ガルーダインドネシアGA204便に乗り継ぎジョグジャカルタへ向かう。

スカルノハッタ空港ターミナル3で楽々乗り継ぎ

ANAは2018年11月12日からターミナル3へ移転したので、ガルーダへの乗り継ぎはとても便利になった。

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到着ロビーをまっすぐ出ずに、右に向かうと国際線乗り継ぎ連絡通路がある。

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エスカレーターに乗って出発ロビーへ向かうと、国際線の出発ロビーに着く。

国内線はちょうど反対側なので延々歩かないといけない。 名前に偽りありな乗り継ぎ案内だが、スカルノハッタ空港は出発ロビーに入るためにセキュリティチェックを受けねばならず、この通路を通れば再検査不要なのである。それだけでも便利っちゃ便利だ。

むしろ変にインドネシアの空気を吸うために何もない外に出ても意味がないので、乗り継ぎ客であれば素直に案内に従った方がよさそうだ。

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国際線のカウンターを通り抜けると国内線のカウンターがあり、自動チェックイン機でチェックインを行う。 チェックイン機が動いているのに搭乗券が印刷されないインドネシアクオリティな機械に当たってしまうが、別の機械で無事発券できた。

出発ロビーには早朝にも関わらず店がいくつか開いていたが、特にそそる店もなかったのでとっとと保安検査場を抜けてラウンジへ行くことにした。

スカルノハッタ空港国内線ガルーダラウンジ

保安検査場は行列もなく通過し、国内線の搭乗エリアへ。早朝にも関わらず、結構人は多かった。

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国内線ガルーダラウンジはM2階の搭乗エリアを見下ろす場所に位置している。

ガルーダインドネシア航空はスカイチームに所属しているが、ANAと提携しており、スタアラゴールド会員はラウンジに入れることになっている。 ただ、今回買ったチケットはANA経由ではなくガルーダのWebサイトで買ったものだし、またGA204便はANAとのコードシェア便ではない。

ネットを見ると入れなかったという記事も見たことがあって、ちょっと心配だったのだが…。

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果たして、搭乗券とSFCカードを見せると係員が笑顔で迎えてくれ、無事入ることができた。やれやれ良かった。

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中は搭乗ゲートに沿ってかなり細長い構造になっていた。トータルではそこそこ席は多かったが、テーブル席が見る限り全くなくすべてソファ席であった。

まあ、大多数の席に電源もあり、Wi-Fiも快適につながったので、今日のようなプライベートで利用する分には全く問題はない。

奥の方の席は、最近の空港ラウンジにありがちな屋根がない開放的なエリアであった。こちらで過ごすとしようかな。

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食事はそこそこあったものの、インドネシア料理ばかりでちょっと朝から胃に優しくないなぁと思っていたら、6時を過ぎたあたりから卵料理のシェフサービスが始まった。

これがものすごく美味しい!さっきNH871便で朝食を食べたばかりなのに、ついついオムレツとパンを食べてしまう。 そもそも国内線のラウンジであることを考えると、サービスレベルとしてはかなり高いのではと思う。

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そんなわけでラウンジでのんびりとしたひと時を過ごしたものの、正直2時間以上も滞在したので最後の方は飽きてしまった。

スカルノハッタ空港の乗り継ぎ時間はスルーチェックイン可能な航空会社との間では120分なのだが、入国に全く時間を要しなかったこともあり、30分ちょいでラウンジまで着いてしまった。 ジョグジャカルタ行は7:55までないので仕方ないのだが、6時台に便のある目的地への乗り継ぎだったら十分間に合うのではないかと思う。

まあ、SFC持ってたのでラウンジ入れたのでまだ救われたのであって、これでラウンジ入れなかったら時間つぶしはさらに大変だったろうなぁ。 ホント、上級会員資格を持っていると何かと楽だねぇ。

あと、ちょっと気になったのがトイレ。なぜか、どこへ行っても大が埋まっていて、インドネシアの野郎どもは常に個室で着替えでもしているのか?と思ったくらい。インドネシアでは、早め早めの行動を心掛けたほうがよさそうだ。

GA204便でジョグジャカルタ

7:55発GA204便は、ラウンジからほど近い14番ゲートから出発であるが、実はここはバスゲートであり、30分前に早々とファイナルコールとなった。

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バスに乗ってターミナルの反対側に駐機していたB737-800・PK-GMM号機に乗り込む。

インドネシアと言えば、ライオンエアのB737MAXが墜落したことが記憶に新しいし、かつてガルーダインドネシアも危険な航空会社としてリストアップされた時代もあったが、そんな時代ははるか昔、今日の機材も日本をはじめ世界中で飛んでいるB737-800なので、まあ大丈夫でしょう。

NH871便から乗り継いできたのか、インドネシア国内線にも関わらず日本人の姿を何組も見かけた。

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ナローボディのB737なので機内は決して広くはないが、一応レガシーキャリアなのでものすごく狭いわけではない。 後方席まで見てないが、ほぼ満席のようだ。

シートTVがついているのは嬉しいが、このくらいの距離だと最近はシートTVよりもWi-Fiなり電源があるほうが嬉しいな。

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8:10頃、スカルノハッタ空港を離陸し、一路ジョグジャカルタへ向かう。

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ジョグジャカルタまでは1時間ちょっと、東京から大阪くらいの距離であるが、朝食サービスがあった。

なぜか「しょくぱん」と日本語で書かれたパンが2個入った紙袋がサーブされた。どうも、ジャカルタにあるShokupanbakeryというお店のものらしい。 さすがにお腹いっぱいなので、非常食用に取っておく。

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今日のジャワ島上空は雲に覆われていたが、雲に突き出た端正な姿山が見えてきた。地図を見る限り、ジャワ島で2番目に高いスラメット山だろうか。ちょうど、大阪に向かう時の富士山みたいな感じだね。

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…と思ったら、似たような山があと2つも見えてきた。 スンドロ山にスンビン山だろうか。ジャワ島は独立峰が多くて見とれるね…。

さて、ジョグジャカルタが近づいてきた。

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今朝降りてきたジャカルタと違い、ジョグジャカルタは背の低い茶色い建物に覆い尽くされ、いかにも古都という佇まい。 さて、どんな街なのだろうか。

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途中空港混雑のためか2度ほど旋回して時間を食ったものの、もともと所要時間に余裕があるのかほぼ定刻の9:20頃ジョグジャカルタ・アジスチプト空港へ到着。

ここはボーディングブリッジなどというものはない田舎空港で、到着ロビーまで歩いて向かう。 この開放感がたまらないが…早くも暑いっ!

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到着ロビーを出ると、来ましたタクシー攻撃がっ!

久々のアジアパワーに面食らうが、今回も悲しいかな時間はないので、早速観光に向かうとしよう。